自分自身、何年か会社をやってきて、たくさんの失敗をしてきた。
大きいものでは、裁判をしたりなど。
そういった大きな失敗の時ほど、ロジックで考えるのでは無く、感情や情で判断し、行動してしまっていた。
この本の中でも、「感情をロジカルに捉えなければ行けない」という点で非常に参考になったのでシェア。
感情での判断は負け
本の中で。「感情で判断したら負け」という箇所がある。
自分にも経験がある。
実は昔、会社を立ち上げた後に一緒に立ち上げたやつにお金を持ち逃げされて裁判をした事がある。
結果だけ話すと、
- 裁判には勝った。
- ただ取り返す方法が無い。
という状況。
さすがに経緯は割愛するが、この時は「相手に対しての怒り」が先行してしまい、冷静に何が自分に取って特になるか?という判断が出来なくなっていた。
そのため、途中で話をしっかりすれば、「半額は返って来たかも知れない」という機会を失ってしまったのだ。
嫉妬したら負け
これに関しても経験がある。
周りの社長がとあるスキームでガンガン稼いでいた時。
その波に乗らなかった経験が在る。
それは、嫉妬心と、自分があまりやりたいと感じなかったために波に乗らなかった。
ただ、本を読んで感じたのは、その時の感情が
- 嫉妬によるものだったのか?
- それとも自分がやりたくないためだったのか?
そして、それはどちらが優先的な感情だったのか?
という事を考えるのが大事。
というのも、「嫉妬」が生まれていると、「やらない理由」を探してしまうからだ。
当時やらないと判断した材料「自分がやりたくないため」というのは、「嫉妬」から来るものだったとしたら、それはただの後付。
論理的に考える。
自分も経験しているし、本にも書いてある。
感情で判断せずに、しっかりと論理で考える。というのが精神を健康に保つために必要。
上で書いた自身の例もそうだし、それ以外にも、「なんかすげえ焦ってる…」というときは
感情が揺さぶられており、冷静に現実を捉えれてない。
そして、意外と冷静に捉えると、大した事ない。
そのため、焦っている時ほど、一度整理するというのを心がける。
感情が揺さぶられている時ほど、距離を置く。
こういった形で、冷静に事実を積み重ねられれば、自分に対してベストな選択が出来るかな?と思う。